11月、文化の日に日本福祉大学の同期入寮生の同窓会が宮城県の松島で開催される。私は別の大学に1年行ってから日本福祉大学に行ったので、現役の連中から比べれば一つ上だけど、現役組が58歳だからね、みんな年をとったものだ。当たり前のことだけれど、金持ちも、貧乏人も、こればかりは平等に毎年ひとつずつ歳を重ねていく。私のように少々早くサラリーマン暮らしに区切りをつけて、別の道を歩き出すという選択をした奴もいるに違いない。あるいは、厳しい状況で同窓会に来られなくなった奴もいるかもしれない。今年はどんなメンバーが集まるのか楽しみだ。
前回が確か名古屋で、3年前か・・・、5年ごとにやっていたのを5年もたったら死ぬ奴が出るかもしれないから3年おきにしよう、というようなことで今年の開催となったのだった。それこそ、大学生のころは、自分が年寄りになるなんてことを考えたことはなかったし、何でも自分のやりたいようにやって、それで生きていけるような気がしていた。社会人になって、なかなか自分の思い通りにはならないことを学ぶわけだけれど、それでも私なんかは、そんな中でもかなりやりたいようにやってこられた方だと思う。普段は、いろんなものを背負って、たぶんいろんなことを我慢して仕事をしているのだろうが、同窓会で昔の仲間が集まると、学生のころのような気分に浸る、というか学生の頃の若々しい気持ちに戻ることができる。あの頃、学生運動の中で歌った歌を歌い、むかしむかしの話なのに、まるで昨日のことのように語り合い、酒を飲んだ赤ら顔の頭の禿げたのや、腹の突き出たおっさん等、見た目は明らかにおっさん、おばさんなのに、語り合っていることは見ように若々しい・・・そんなギャップが新鮮で、元気をもらえる場なんだよなぁ。
今回の幹事は、ゲジ(大学時代のニックネーム)だったなぁ。彼の結婚式にそのころ働いていた名古屋からえらい時間をかけて仙台まで行ったっけ。そうそう、新婚初夜にダボチン(これも大学時代のニックネーム)と二人で新居に泊めてもらったんだわ。何を語ったか覚えてないけど、懐かしいなぁ。
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