2016年4月30日土曜日

風をあつめて


この歌好きなんです。

それで ぼくも
風をあつめて 風をあつめて
蒼空を駆けたいんです 蒼空を 〜♫

このサビの部分、ついつい口ずさんじゃうんですよね。

野蒜

この奇妙な姿態をした花は野蒜です。ノビルは、農耕地の周辺に多く見られ、自然性の高いところには生育していないことから、農耕の伝来とともに渡来してきた史前帰化植物だと言われています。

花は咲くけれど、種子ができる株はごく稀で、珠芽(むかご)をつけ、それが地上に落ちて増えていきます。
地下に球根(鱗茎)をもち、その分球によっても繁殖していきます。

蒲公英の綿毛のように広範囲に散布していくことができないため、最初に書いたとおり帰化植物ではないかとされているわけです。

地下の鱗茎は食用となります。私は、生のまま味噌をつけて齧るのが好きですが、さっと茹でて味噌で和えたり、天婦羅にしたり、色んな食べ方がありますが、野趣に富んだ味わいが好きです。

蒲公英

タンポポの綿毛です。タンポポは日本語では蒲公英と表記しますが、漢方で、この花を開花前に採り乾燥させたモノを「蒲公英(ほこうえい)」と呼ぶことから、この漢字が当てられたということのようですね。

私は、黄色い頭花が一斉に咲き誇り、やがて白い綿毛となり風にのって飛んでいく様子を見るのが好きです。自ら領地を拡大する植物たちの戦略には驚くことが多いですね。

タンポポも山菜として食されます。根元から切り離し、ぬか漬けにしたり、葉や花の天婦羅、根は金平にしたりします。また、根を干して煎るとコーヒーにできますよ。

自然の造形

ナワシロイチゴ

イチゴというくらいだから果実は食べられる。花が終わると朱色の実をつける。生食は向かないという人もいるけど、食べられないことはない。一般的には、少々砂糖を加えてジャムにするのが良い。

5月から6月頃、全国各地で見ることができる。

それにしても不思議な形をした花だよね。何故この形になったのか、意味があるのだろうけれど私には一寸わからない。

2016年4月27日水曜日

駄目な政治家

週末公用車で別荘通い

舛添要一東京都知事は、海外旅行で大金使ったり、公用車で別荘通いしたりとか、都民の税金を無駄遣いしておいて、「まったく問題ない」としている。庶民の暮らしとかけ離れた金使い・・・それは、駄目な政治家の証拠の一つだ。

政治家は国民の平均所得程度の報酬をもらって、国民の平均的な暮らしを体感するべきだ。そうでなければ、国民生活の課題が何かは見えてこない。もちろん、人には想像力があり、豊かな想像力で国民生活をリアルに見える人もいるかもしれない。しかし、舛添さんでは駄目だね。彼の行動からは傲り高ぶっている彼の心が透けて見える。都民の税金を湯水のように使って、悪いとも思わない彼の行動は、腐りきった政治家のものだ。

そんな奴が日本の首都・東京の都知事なんだよ。話にならないよね。

18歳選挙制

選挙権が18歳から認められて、6月19日に施行される。気になるんですよね。18歳がどれほ投票に参加するのか。若い正義感がちゃんと発揮されれば、選挙結果はかなり違ったものになるのではないかと考えているんです。
大人は、会社の思惑だとか、左翼へのアレルギーだとか、宗教だったりとか、新自由主義のイデオロギーにとりこまれていたりとか、政治への不信だったりとか、町内会のシバリだったりとか、そんなものに影響されて、正義を貫徹できないこともある。
でも、18歳はそんなものには左右されない。若々しい正義感のみが行動原理であろう。僕は、その若い人たちの投票行動が世の中を動かすエネルギーとなる予感がしている。
本当に楽しみにしているんです。18歳の最初の投票結果をね!

2016年4月25日月曜日

8人9脚

作品No.131 八人九脚

8人がけで足が9脚あるベンチ。前回ナカンダ浜に設置されたのを今回は、瀬戸大橋記念公園に移設したのだそうだ。

居心地が良いのか、いったん腰を下ろすと、みんな長い時間座ったままだ。かみさんと二人腰を下ろすチャンスをうかがっていたが、諦めて写真だけとって帰ったのでした。

西の浜の家

作品No.133 西の浜の家

西の浜の家の屋上から写した写真です。「西の浜の家」は、上のリンクをたどってみてください。

ビーチの海の家なんですね。一階は食堂になっており、食堂の前の木製のテーブルで島の献立を楽しんでいる風景です。

2016年4月22日金曜日

赤い窓の回廊

作品137 『赤い窓の回廊』

アルミサッシの枠を素材にした作品。この方の写真を見てみたいね。こんな近くで写真を撮ったら、何がどう写っているんだろうね??

Rippled Sky for Hitomaro


作品No.130 Rippled Sky for Hitomaro

防波堤の先端付近に何やら動きながら水を放出している物体を発見。木とホースを組み合わせ、ホースの先端から水が放出されるときのエネルギーでホースが変幻に動く様子を見せる作品。

柿本人麻呂の伝説が残っており、その伝説にインスピレーションをもらって作られた作品だとのこと。

柿本人麻呂は、讃岐の狭岑(さみね)の島にして、石の中の死人を見て以下の歌を作ったという。

玉藻よし 讃岐の国は 国からか 見れども飽かぬ 神からか ここだ貴き 天地 日月とともに 満(た)り行かむ
神の御面と  継ぎ来たる 那珂の港ゆ 船浮けて 我が榜(こ)ぎ来れば 時つ風 雲居に吹くに 沖見れば とゐ波立ち
辺見れば 白波騒ぐ 鯨魚(いさな)取り 海を畏み 行く船の 梶引き折りて をちこちの 島は多けど 名ぐはし 狭岑の島の
荒磯面に 廬(いほ)りて見れば 波の音の 繁き浜辺を 敷栲(しきたへ)の 枕になして 荒床に 自臥(ころふ)す君が 家知らば
行きても告げむ 妻知らば 来も問はましを 玉鉾の 道だに知らず おほほしく 待ちか恋ふらむ 愛しき妻は

反歌二首

妻もあらば 摘みて食(た)げまし 沙弥の山 野の上のうはぎ 過ぎにけらずや

沖つ波 来寄る荒磯を 敷栲の 枕とまきて 寝(な)せる君かも

左翼と右翼

「サヨク」を「パヨク」と呼びはじめた……というような記事を読んだ。意味がわからない。もともとフランス革命後の議会で、議長から見て右側に保守派の議員が座り、左側に革新派の議員が座ったことに由来し、「左翼」は通常「より平等な社会をめざすための社会変革を支持する層」をさす。革命運動、社会主義、共産主義、社会民主主義、アナキズムなどを支持する層をさすことが多い。

同時に、「左翼」は相対的な用語で、何を「左翼」と呼ぶかは、時代や国、視点などによって変化する。例えば経済的自由主義や資本主義はフランス革命当初は「左翼」と呼ばれていたが、社会主義勢力の拡大後は「右翼」と呼ばれるようになった。

また、「左翼」という言葉はある人や団体、物事に対する特定の評価や固定的なイメージを与えるレッテルとして使われることもある、注意が必要だ。

私は、「パヨク」という言葉は、ネット社会で従来からあった「左翼」というレッテルを新たなレッテルに模様替したということだけのことだと思う。もともとの意味である「より平等な社会をめざすための社会変革を支持する層」は、そんなレッテル貼りにくじけることなく、たんたんと社会変革をめざす道を進んでいると思うよ。

そもそも、このパヨクという言葉を作った千葉某という方は国会前の行動が共産党関係者ばかりになるのに気づき、やり方おかしいと反発したというようなことを言っているようですが、私も東京に単身赴任中、時々国会前行ったので、そのときの実感で言えば、私の知る色んな団体の人たちが来ていて、こういう行動に参加すると共産党関係者と会うことが多かったけど、運動が拡がっているなぁと思ったものだから、この千葉某の言っていることがそのまま正しいとは思えないんですよね。参議院選挙に向けて「左翼」というレッテルをはって、独善的な団体の運動だと見せようとする勢力に利用されているような気がするんです。

2016年4月18日月曜日

完熟の唄 海原に浮かぶ瀬戸の太陽

作品No.135 完熟の唄 海原に浮かぶ瀬戸の太陽

漁網がモチーフなのはすぐにわかったんだけど、何で書かれたのかよくわからなかった。金時ミカンを搾った果汁で書いて炙り出した絵なんだね。不思議な風合いの絵になった。

2016年4月17日日曜日

ハレの日 金時への道

 作品No.135 ハレの日 金時への道

白い大地の畑で金時人参が栽培されている。白い大地は塩、その塩野山に人形と、金時人参のピクルスの瓶詰めがたさくん並べられている。何だか楽しそうな雰囲気が伝わって来るね。


そらあみ〈島めぐり〉

瀬戸内国際芸術祭作品No.134 そらあみ〈島巡り〉

沙弥島、瀬居島、与島、岩黒島、櫃石島の5つの島でワークショップを開催。漁師や島の人たちとともに漁網を編むことで、人と人をつなぎ、海や島の記憶をつなぐ。」

様々な色で漁網を編む。その作品を近くで撮影する人がいたので、その後ろ姿を撮影してみた。

2016年4月14日木曜日

赤いねじ

沙弥島 作品No.135 赤いねじ

 この教室に入ると、赤いねじが回転しながら机に刺さっているように見える。床に散らばった本や教材?からイメージするのは、この作品は、震災からインスピレーションをもらって作ったのかな?ということだった。

作者の真意はわからないけど、芸術作品って一人で生きていく物だからね。で、僕は震災をイメージしたってこと。

作品No.136 ーしま・しまー

沙弥島の小中学校の跡に、瀬戸芸作品No.136ーしま・しまー がある。

現地の小学生と一緒に、中山玲佳さんが波と島をモチーフに作った作品らしい。人の映り込まない写真を撮ろうと粘ったが、日曜日ということもあり、人の流れが途絶えることはなく、結局、その人たちを入れて写真を撮ろうということにしました。

で、撮ったのがこの写真です。

2016年4月11日月曜日

ムヒカさんの演説

ホセ・ムヒカ氏の演説
(2012年6月20日 国連持続可能な開発会議(リオ会議))

あらためて聴いてみると、素晴らしい内容を持っているんです。生きる目的は何か?政治の役割は?日本の今の混迷ぶりを解決して行くヒントがたくさんつまっていると思いました。

マーケットエコノミーの子供、資本主義の子供たち、即ち私たちが間違いなくこの無限の消費と発展を求める社会を作って来たのです。マーケット経済がマーケット社会を造り、このグローバリゼーションが世界のあちこちまで原料を探し求める社会にしたのではないでしょうか。」

ここには資本主義の本質が見事に描かれています。無限の消費と発展を求めるのは資本主義であるが故のことです。大量に商品を作り、その大量の商品を売るために国民の中に欲望の種を植え、「無限の消費」を生み出したのです。
輸送力の発展や保存技術の発展により、生鮮食料品でさえ、欲すれば、金があれば、世界中から自由に手に入れることができます。
また、資本主義は商品の寿命を短くします。画期的な技術だといわれた物が、1年後、半年後、3か月後には陳腐化され、次の技術を搭載した商品が売り出され、まだまだ使える製品を買い替えるよう仕向けられています。
「10万時間持つ電球を作れるのに、千時間しか持たない電球しか売ってはいけない社会にいるのです!そんな長く持つ電球はマーケットに良くないので作ってはいけないのです。人がもっと働くため、もっと売るために『使い捨ての社会』を続けなければならないのです。」
人はそんな社会の中で、悪循環に気づかず、そんな暮らしが豊かな暮らしだと思い込まされているのです。そして、我先に金儲けに血眼になり、稼いだ金で商品を買い続けることを宿命づけられた社会、それが資本主義社会です。そんな仕組みが地球規模で勝手に動きだし、コントロールできなくなった段階がグローバリゼーションかもしれません。

「私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。」そのシンプルな真理に私たちは気がつかなければなりません。豊かなモノに囲まれた暮らしが豊かな暮らしではないのです。

振り返ってみてください。日々の暮らしに必要な物はそう多くありません。家族の暮らす小さな家と着るもの、食べるものがあれば生きていけます。そして、やりがいのある仕事と、愛する家族、友人や信頼できる隣人たち、人が生きていくために必要なのはせいぜいそんなもんです。
何億円もする豪邸に住み、何千万円もする車を何台も持ち、有り余る金を持っている人が幸福な人ではありません。「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人」だといいますが、有り余る金を手にしてもまだ足りないと思っている人は、貧乏な人だといわなければなりません。

今、大事なことは、暴走する市場をコントロールすることであり、それは、政治の仕事です。政治家がしなければならないのは、国民の幸せを第一義的に考え具体化することなのです。

ムヒカさんの演説を聞きながら、そんなことを考えたのでした。

2016年4月9日土曜日

作品No.132 階層・地層・層

これは、先日沙弥島に行ったときに写した瀬戸内国際芸術祭参加作品No.132の『階層・地層・層』

香川県でよく採れる花崗土を盛り、芝で覆った高さ6メートル半の小高い丘を造成した作品で、もう少し暖かくなって芝の緑が鮮やかになったら奇麗だろうなと思いました。

子どもたちに人気で、斜面を登って遊んでいました。

2016年4月5日火曜日

作品No.190


作品No.190『12島の物語回遊式アニメーション』
写真のように、上部のハンドルを回すと絵を描いた紙がパラパラとめくられて動画のように見えるという作品。
12のアニメーションで島のインスピレーションを表現したもの。子どもの頃、教科書の隅っこにパラパラ漫画を書いて遊んだことを思い出した。



銀座のヘイトデモとマスコミ

ヘイトデモとマスコミ報道

この記事面白い。全国紙と地方紙の報道姿勢の違いに驚いた。特に神奈川新聞の記事を報じたこの部分「ことし1月31日、再び桜本を狙うデモが計画された。前回より規模が大きい。石橋記者は前回のデモに衝撃を受けた少年(13歳。父は日本人、母は在日コリアン3世)の言葉を紹介しながらこう続けた。
〈少年は再び抗議の沿道に立つという。(中略)一人にはすまい。絶望以上の希望を見せるのだ。社会を壊す害悪としてヘイトスピーチを非難する。(中略)悪罵で社会の公正がゆがめられたなら、倍なる声で押し戻す〉」
こんな風に読者に行動提起する記事を新聞で読んだことがあるだろうか。ほとんど記憶にない。でも、本来はこうなんだろうな。つまり、まずは社会正義を基軸に、国民に、今、何が起こっていて、それを国民目線でどう伝え、その問題を解決するための行動につなげる・・それを通じて地域社会を、国を、少しでも国民にとってより良いものに変えて行く、報道の役割はそこにあるのだろう。
頑張っている地方紙は、応援したくなるね。

2016年4月4日月曜日

たぬき屋(北長瀬店)

今日の昼飯(といいつつ今日じゃないんだけど・・)。

アヴィラージュ北長瀬駅前に用事があって出かけた帰りに、北長瀬のたぬきで昼飯。うどん大に昆布・ネギ・生姜・唐辛子加え、角皿には鯵フライ、茄子天。

これが私の基本パターン。独特の粘り腰のある麺が相変わらず旨いね!!

岡山市内のうどん屋さん、数ある中で、私の一番のお気に入りのお店が、この『たぬき屋』なんですよ。岡山市水道局の一寸南、東古松2丁目のお店が本店だと思いますが、こちらは姉妹店でオープンして5年くらいです。どちらも同じく旨い麺が食べられます。

銭婆

三鷹の森ジブリ美術館でもらった銭婆(ぜにーば)のスライドを撮影してみた。

劇中で、金の亡者のように描かれている銭婆、ぱっと見たときに黒柳徹子さんなら実写版『銭婆』を演じられる!というようなことを思ったのですが、いかがでしょう?

私は、かなり似ていると思うんですけどね。

2016年4月3日日曜日

桜満開

香川県立東山魁夷瀬戸内美術館の前の広場の桜が満開でちょうど見頃だった。

日本人は桜の花が好きだよね。桜の花は咲いたそばから散って行くようなところがあって、今晩雨が降るという予報だけど、そうなるともう散ってしまうかもしれないね。

そんな儚さ故に日本人は桜花が好きなのかもしれない…

そして、そんな日本人の精神世界が、私は意外に好きなことに気づく。

沙弥島

今日は、瀬戸内芸術祭2016に参加するために、沙弥島に行ってきた。

かつては瀬戸内海に浮かぶ塩飽諸島の島であったが、1967年12月に番の州工業地帯の埋め立て造成で地続きになった。現在は、隣接して瀬戸大橋記念公園が整備されている。

沙弥島の港の向こうに瀬戸大橋が見えていたので、シャッターを切った。

今日の昼飯

つけ麺
今日の昼飯は、えびすラーメン丸山店のつけ麺をいただきました。

のりの上にのっているのは魚粉で、豚骨スープに混ぜると魚介系の匂いと旨味が良い感じです。麺はラーメンとしてはかなり太めで、噛み応えのある麺でつけ汁が絡んで旨し!

麺の量は4段階で増量できるようになっており、今日は、中盛りにしてみましたが十分な量でしたね。
割スープを出してくれるので、麺を食べ終えたら割スープを足して、スープも残さず飲み干してしまいました。

味に変化を付けるには、辛い味付けのもやしと辛し高菜、ニンニク、紅ショウガ、胡麻、が用意されているので、お好みでどうぞ。

ちょっと色黒の太麺