2016年2月29日月曜日

年収200万円未満

年収1億円超 と 年収200万円未満

世界の1%の富裕層が全世界の富の50%を所有

年収1億円超がいる一方で、就業者の28.3%が年収200万円未満だという。また、世界の1%の富裕層が持っている資産と、残りの99%の人たちが持っている資産の総額が同じくらいだという推計もある。富の少数者への集積と対極にある労働者・国民の貧困の拡大、その格差がますます拡がっているようだ。

少数者の富の源泉がどこにあるのかは明らかで、労働者を低賃金でこき使いながら搾取しているところに全ての富の源泉がある。マネーゲームで儲けようが、株で儲けようが、富の源泉は変わらない。むしろ単純な商品生産からの搾取よりも、さらに巧妙になっていて、気がつけば賃金は1997年を境に減少の一途をたどっている。富める者はさらに富み、労働者国民は何重にも搾取されますます貧困になって行く。少なくともこの20年、国民にとってはそんな状態が続いてきた。

私が今仕事にしている介護の世界は、そんな低賃金に喘ぐ日本の雇用労働者の中でも最も賃金水準の低い状態にある。先日、うちの職員から「1か月真面目に働いても、手取り12万円にしかならず、暮らしていけないので内職をさせてください」という相談を受けた。とても駄目だとは言える状況にないことは明らかで、就業規則は、他の法人と雇用契約を結ぶことを禁じているけど、内職ならいいんじゃないかと返事をした。もし、法人から叱られるような場面があったら、私が認めたといって護ってやるからねと付け加えておいた。

私が大学を卒業した35年前、最初にもらった給料は手取り9万円(初任給13万円くらいだった)ほどだったと記憶しているが、介護の現場で働いて10年になろうかという現場のリーダー的役割を果たす職員で手取り12万円とはいくらなんでも酷すぎる。もちろん、うちの法人の給与規程が低いというのが直接の原因だが、その程度の給与しか払えない介護報酬の水準に問題があることはいうまでもない。

この間、全国の空き家が1千万戸を超える勢いだと聞いた。人口減少期に入り、ますます空き家が増える。そこにマンション建設がさらに空きや増やしに拍車をかける。私は、標準的な住まいは無償で国民に提供する仕組みを作ったら良いと思う。標準的な家で満足できず、金を持っている人は自分の資金で自由に家を造ったら良い。労働者・国民には無償で住処が保障されるとなれば、今の賃金水準でも暮らしていける。そういうところに税金を投入するのが正しい使い道というものだ。

今のように、軍事費に5兆円もかけ、大企業には減税してやって、消費税は増税し、社会保障はますます受益者負担を強化する・・そんなことで労働者・国民の幸せはやってこない。政治の役割は、労働者・国民が笑って暮らせる世の中を作ることだと私は信じており、そのためには、住居、教育、医療は現物給付されることが必要だと思っている。それらが無償で提供されるのならば、12万円の手取りでも飯は喰える。一生懸命働く労働者が安心して暮らすためにはそのくらいの大胆な政策の転換が必要だと私は思うよ。

2016年2月26日金曜日

WHO報告書

WHOが報告書で「福島で若年層のガンが多発」と予測!

日本語訳がないので、英文ですが福島県で若年層の癌多発を予測しています。ところが、この報告書、日本政府は信憑性が低いとして、取り上げていません。


メルトダウンの判定基準、明記していた。東電が謝罪「5年間気づかなかった」

その一方で、 上の記事ですよ。2011年3月14日にはメルトダウンしていたと発表しなきゃいけなかったんだ。それが5年経ってメルトダウンの判定基準があったことを公表ですよ。おかしいでしょう。こういう態度が私は許せない。

加悦の文化

文化財は人の暮らしの証です。
「文化財を大切にしましょう」の対象がこれかな?














一念寺の逆襲石碑の来歴


で、この小屋掛けの中にあるのが石碑です。















 かみさんの実家の近くを散歩していて撮った写真。歴史のある街なんだなぁ。その歴史が、加悦町の文化を形成してきたということ・・。
 面白そうだから、もうちょっと調べみるかな・・

2016年2月25日木曜日

京都のかみさんの実家に里帰りした時に、職場へのお土産を買いに行って、ふと、目が合ってしまった猫氏である。

冬の寒さに身を丸め、じっとこちらを見つめている。しばし見つめ合う二人だったのだ。

それにしても、角の取れた丸い石に顔がかかれているだけだけど、なんだかリアルで良いね~♪

2016年2月20日土曜日

免疫力

予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会

日本における予防接種法では、「疾病に対して免疫の効果を得させるため、疾病の予防に有効であることが確認されているワクチンを、人体に注射し、又は接種すること」と定義されている(予防接種法2条1項)。 

ワクチン接種・・伝染病にかからない未来を実現するために、あらかじめ抗原によって体内の免疫系の準備を整え、伝染病への防御となる免疫誘発を人為的に起こすもの

対象年齢と対象疾病を定める定期接種と臨時接種があり次のように定められている。

【定期接種】
類疾病 (接種対象者又はその保護者等に接種の努力義務が課される。)には、次のようなものがある。公費で無料で接種できる自治体が多い。
ジフテリア百日咳破傷風ポリオ(急性灰白髄炎)(4種混合ワクチン,DPT-IPV)、麻疹(はしか)・風疹(三日はしか)(MRワクチン)、日本脳炎結核BCG

B類疾病主に個人予防に重点。努力義務無し。)は、次のように定められている。
65歳以上、または60歳以上65歳未満で心臓や腎臓、又は呼吸器に重い障害のある人、AIDSなどに罹患し免疫力が低下している人の場合、インフルエンザ

【臨時接種】
まん延予防上緊急の必要があると認めるとき、都道府県知事は市町村長に予防接種を行うよう指示することとされている。

A類疾病・・定期接種のA類疾病と痘瘡(努力義務が課せられる)
B類疾病・・新型インフルエンザ

【任意接種】
そして、接種が義務づけられていない任意接種には、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、A型肝炎、B型肝炎、成人用肺炎球菌、狂犬病、ワイル病秋やみ等がある。
この他、定期接種の対象年齢層以外に対するA類疾病/B類疾病も任意接種となる。

というわけだけれど、予防接種には副作用が起こりえる。

私の予防接種に対するスタンスは、かなり抑制的だ。法律で義務づけられているものはやむを得ないとしても、接種しなくても済むものはできるだけ打ちたくな い。人のからだには対外から侵入して来る病原菌に対して、自分で免疫力を獲得する仕組みを持っているのだから、基本的には自身の免疫力で勝負するというの が私のスタンスだ。人も地球の自然の一つだと考えれば、何も足さず、何も引かず、あるがままに自分の生を全うするのが普通だと思うからだ。そうすれば地球 と人類のバランスもとれていたのではないかと考える。また、自然に獲得された免疫は遺伝的に継承され、病気に対する抵抗力は自然に強化されて行く・・人為 的な免疫力は例えばインフルエンザの予防接種のように、毎年受けなければ免疫力が維持できないわけで、それでは人類の歴史遺産の地位を獲得することはできない。

しかも、冒頭の報告にあるように、怖い副作用が潜んでいる。予防接種は、よく考えて打たなければいけないね。

象を守ろう

Avaazからこんなメールが届いた。

象牙目当ての密猟で、絶滅の危機に追いやられている野生のゾウ。一方、象牙製の印鑑やアクセサリーを日本でネット販売し、莫大な利益を上げるYahoo! JAPAN。ゾウ密猟を助長する象牙製品の販売を中止させるために、私たちにもできることがあります。
 
GoogleやAmazonなどの大手ネット企業は、一切の象牙取引を禁止しています。Yahoo! JAPANは、今なお象牙販売に加担する数少ない企業のひとつですが、その方針を変えることはできるはずです。世界中のAvaazメンバーが象牙製品の販売中止を訴えたところ、米Yahoo!は、「絶滅危惧種の部位を使用した製品の販売についての企業方針を、見直し明確にするよう、Yahoo! JAPANの経営陣チームに求めました。」米Yahoo!によるこの要請にもかかわらず象牙販売を継続するYahoo! JAPANに対し、日本国内からも大量のメッセージを送れば、ゾウの密猟を助長する象牙製品の販売を中止させることができるはずです。
現在、1日当たり100頭のゾウが殺されています。知能が高く感情豊かなゾウは、その身に起こっていることに強い恐怖を感じているはずです。この堂々たる見事な動物を守ることを、日本の人々も求めているのだということを、Yahoo! JAPANの社長および役員に訴えましょう。」 ※写真は、Twitterからいただいてきました。

 
という呼びかけだった。 私は、象を守ろうという呼びかけに賛同したので、メッセージを送ることにすると同時、この呼びかけをブログで発信しようと思ったので、メッセージをそのまま引用させていただいた。

賛同できる方は、是非とも、ヤフージャパンの社長にメッセージを届けましょう!

2016年2月19日金曜日

トランプ氏と丸山議員

教皇フランシスコさんがドナルド・トランプ氏について語る

フランシスコさんは、トランプ氏が「メキシコはアメリカにレイプ魔と犯罪者を送っている」という発言をしたことをさして、「そんなことを言う奴はクリスチャンではないとだけ言いたい」と批判したという記事。

一方、日本では自民党の憲法調査会の委員であった丸山議員が、「例 えば日本が米国の51番目の州になることについて憲法上、どのような問題もないし、もし、そうなれば集団的自衛権、日米安保条約も問題にならない。日本人 が米国の大統領になる可能性がある。例えば米国は黒人が大統領だ。黒人の血を引く。これは奴隷ですよ、はっきり言って。当初の時代に黒人、奴隷が大統領に なるとは考えもしなかった。」という趣旨の発言をして、問題発言として批判を集めている。

言いたい放題だね、丸山さん。昔は、行列のできる・・などで橋本さんと一緒に弁護士として面白いコメントしていたのにね。何だかちょっとがっかりする。

2016年2月17日水曜日

パブリックコメント

岡山市が来年から始まる総合事業を前に、岡山市の考えている総合事業についてパブリックコメントを募集している。そこで、次のような意見を提出した。少々認識に問題があることに気付いたが、提出した文章をそのまま残しておくことにした。


介護保険制度は、介護の社会化をめざして2000年にスタートしました。その後の経過を見ると、「介護の会社化」と揶揄されるほど、営利企業が利益の取れる事業(例えば通所介護)に進出し、サービス提供事業所の地域的な偏りが生まれ、利益の取れない事業は、サービスを受けようにも日常生活圏域にそのサービスがないという現実も生まれています。

総合事業は、その報酬が介護保険給付の7割~9割と、今でさえ低い介護報酬をさらに下回ることが計画されています。営利企業は株主利益の最大限の追及が使命だから、利のない事業に進出することはないでしょう。とすれば、介護事業者が総合事業にどれだけ進出してくるのか疑問を持っています。

また、雨後の筍のように、次々に開設される通所介護事業所を見ていると、計画性も何もありません。地域をアセスメントし、それぞれの日常生活圏域でどのサービスが充足していて、どのサービスが不足しているのかといった視点さえないように見えます。

総合事業は、従来の予防給付の一部を含む、健康づくり・介護予防の取り組みとそれを支える地域支えあい活動が中心テーマです。総合事業の内容もさることながら、地域での支えあい活動を担う組織作りが総合事業の成功のカギを握っていると思います。

そうした組織作りのためには、トップダウンで押し付けるというやり方ではおそらくうまくいきません。地域のコミュニティを中心に、しっかり地域のアセスメントを行い、健康課題を明確にして、その課題に対して地域にどのようなコミュニティ資源があって、それらをどうつないで課題を解決していくのかという議論も、地域でしっかり熟議しながら計画を作り上げていくというボトムアップ型の総合事業の中身づくりをやっていくことで、総合事業を地域で支える組織もおのずと出来上がってくると考えます。

私が考える総合事業の中身づくりは、以下のようなものです。

1.日常生活圏域ごとに、まずは自覚的な市民・人材を発掘し、地域のアセスメントを行うこと。
2.地域のアセスメントに取り組む自主的に参加してきた市民を中心に「支えあい推進員」を養成し、「支えあい推進会議」を組織すること。
3.地域のアセスメントから健康課題を発見し、その健康課題を解決していくためのコミュニティ資源をみつけること。
4.地域資源がない場合は、「支えあい推進会議」でコミュニティ資源の開発に取り組むこと。
5.地域の医療・福祉・介護事業所、NPO、ボランティア組織、町内会、民生委員さんなどを支えあい推進会議に巻き込んでおくこと。

限られた財源の中でどれだけやれるか不透明な部分も大きいわけですが、総合事業への移行が既定路線だとすれば、与えられた条件の中でベスト尽くさなければならないと考えておりそのためにもぜひともボトムアップ型総合事業の展開をご検討いただきたいと思います。

2016年2月16日火曜日

年金給付減額

年金給付減額あり得る

年金資金の運用で損が出ている。最終的には給付で調整するしかない・・・

要するに運用損が出たら年金減額するといっている。安倍総理!そりゃあないだろう。勝手に、年金資金の運用制限を外して投資できるようにして、その損が出たら年金を減らすなんてことを年金を積み立てている国民が許すはずはない。

※年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)
 将来の年金支払いに備え、国民から集めた国民年金、厚生年金の保険料の積立金を運用する機関として2006年に設立された。安倍政権はGPIFの運用改革を成長戦略の柱の一つとして進め、14年10月に株式投資の比率倍増を柱とする新しい資産構成を発表。株価上昇時には好調な運用成績を上げたが、15年7~9月期には運用損失が過去最大の7兆8899億円だった。

ね!運用損7兆円を超えているんだよ!勝手に株式投資を増やしてこの結果だよ。年金財源はさ、こういう損失が出ない形で運用するべきなんですよ。それを株式投資比率を倍増したのは安倍総理ですよ。その責任も取らずに年金減額なんてありえないだろうよ!!!

マイナス金利 今日から

マイナス金利が生活にもたらすメリット、デメリット

マイナス金利政策が適用されると、銀行が日本銀行に預ける資金は、金利を支払って預けることになっており、「銀行には日本銀行に預けるよりも、個人や企業への貸し出しに回してもらい、設備投資や消費を活性化したい」という狙いがあると考えられます。・・・こんな風に説明されていますが、果たして狙い通りの効果を出せるのかどうか。私にはまだよくわかりません。

功を奏すマスコミ対策

テレビでは立派なコメンテーターの方々が、したり顔で清原がいつから覚せい剤に手を出していたのかだの、どこそこで母親が子供を殺害した心の闇はどこにあるのかだの、育休宣言した自民党の国会議員が何人の女性と不倫していただの、さもそれが国民の関心事であるかのように喋っている。だいたい、マスコミがこうやってしょうもない出来事に国民の目を向けようとしているとき、その裏で国民にとってよからぬ事態が進行しているといって良い。

例えば、2月4日はTPP調印式がニュージーランドのオークランドで執り行われ、本来なら甘利さんが行くつもりだったのだろうが、例の口利き料事件で大臣を辞任したもんだから、甘利さんが参加できず高鳥修一内閣府副大臣が和装で参加してインターネット上で一寸だけ物議を呼んだが、テレビには出なかったよね(私が見なかっただけかもしれないが・・・)。で、2月15日には基地問題で翁長沖縄県知事が法廷に立って2時間40分をかけて「日本の将来のため(辺野古埋め立て工事中止)の判断を」と訴えたが、これもテレビではほとんど取り上げられなかった。

TPPも普天間基地の辺野古への移設も日本の将来にかかわる重大な問題なのに、テレビは清原の覚せい剤事件や自民党の宮崎謙介衆議院議員(当時)の不倫騒動のような下衆の極みのような事件ばかりをとりあげる。もちろん覚せい剤は使用禁止薬物だし、そんなものを使って体をぼろぼろにするのを放っておくのは違っているし、育休宣言した本人がその休日を使って嫁さん以外の女性を部屋に泊めるというのも育休をまじめにとっている人を愚弄するような話で許しがたい。しかし、そんな事件は一回取り上げればいいだろう、何日も追加取材して追いかけるような事件ではない。むしろ影響力の大きい清原が覚せい剤をやっていたという事実に反応して試して見ようという輩まで出てきそうで、むしろあまり過敏に反応しないほうがいいくらいだ。

でも、テレビはあえてそうしたちょっとしたセンセーショナルな事件を追っかけて国民の目をそちらに向けさせ、本当に国民生活に深刻な影響を与える問題を国民には知らせないように努力している。テレビマスコミと安倍さんの料亭での密会(?)は周知の事実で、ひとえに、料亭で酒盛りをする仲間同士の申し合わせなのだろうが、国民はたまったものではない。なんせ、知らないうちに自分たちの首を絞めるような政治がじわじわと進んでいってしまうのだからね。

いよいよテレビは政権与党の広告塔に成り下がってしまったようで、なんとも歯がゆい気がしているのだが私にできることは、せいぜいそんなテレビは見ないという決意をするくらいのことで、そうした不条理を解決することにはつながりそうもないから困ったもんだ。

2016年2月12日金曜日

GE

GEキャピタル売却

ちょっと驚いた。世界で150万台の車両を管理する巨大リース会社・・・もちろんオートリースだけではなく、金融事業を手広くやっていたわけだけれど、その日本法人の売却が決まったという。三井住友ファイナンス&リースが売却先らしい。私の友人がGEキャピタルで働いており、彼からの電話でそのことを知った。

売却額6,100億円! すごい額だなぁ・・

動機をお聞きしたら、本業の製造業に回帰するらしい。ゼネレラル・エレクトリック(GE)といえば、1878年にかのトーマス・エジソンが創業した、アメリカを代表する大企業だ。

航空機エンジン、医療機器、産業用ソフトウェア、各種センサ、鉄道機器、発電および送電機器(火力発電用ガスタービン、モーター、原子力)、水処理機器、化学プロセス、鉱山機械、石油・ガス(油田サービス、天然ガス採掘機器、海洋掘削)、家庭用電化製品(LED照明、スマートメーター)、金融事業(法人向けファイナンス、不動産ファイナンス、各種リース、銀行、信販)など幅広い分野でビジネスを行っている。そして、どのビジネスもその産業分野でのシェアが1位か2位であることをビジネス存続の条件としているというのだから凄いものだ。数々の経済雑誌やメディアから「世界でもっとも尊敬される企業」や「最強企業」と称され文字通り世界を席巻している。

2008年8月のリーマンショックで米スタンダード&プアーズ(S&P)の債務格付けが長年維持してきた「トリプルA」から「AAプラス」に一段階引き下げられ、決算も連続8四半期減益が続くという状況が生まれ、工業・金融コングロマリッドから多角的工業企業へとシフトしようという動きが生まれたようだ。

こうした流れの中での日本GEキャピタルの売却ということになったということらしい。

私は、知り合いがGEにいるということもあり、GEの主催する研修会に何度か参加させてもらった。その時に、これは良いと思ったのが『Growth Values』だ。GEの人事評価制度は単に業績だけで評価されるわけではなく、GEが社員に求めるヴァリューを身につけていることが求められるのだ。そのヴァリューというのが次の5つ。21Cのリーダーはこの5つのバリューを備えていることが求められるというわけだ。

◆外部志向(External focus)
 ・ステークホルダーとの連携
 ・変化に敏感でトレンドを見据えている
 ・グローバル課題への知識と世界の出来事への関心
◆明確でわかりやすい思考(Clear thinker)
 ・曖昧さや不確実性を受け入れる適応力
 ・戦略と目標結ぶ効果的コミュニケーション
 ・知識・経験・ネットワーク・直感力を活かした決断
◆想像力と勇気(Imagination & courage)
 ・革新的アイデアを生み、実現する
 ・リスクをとると共に成功と失敗から学ぶ
 ・官僚主義や価値を生まない業務に反対、スピードと簡素化を促進
◆包容力(Inclusiveness)
 ・ 反対意見を歓迎、他の意見に耳を傾け謙虚である
 ・他部門と協力して業務遂行、個人や文化の違いを尊重
 ・エンゲージメントとコミットメントを促進
◆専門性(Expertise)
 ・専門領域を持ち、経験と実績に基づく信頼を得ている
 ・常に自分をレベルアップ、他者の育成に熱心
 ・テクノロジーを最大限活用

この5つのバリューは、なかなか素敵だと思う。業績も大事だが、業績よりもむしろこのヴァリューを身につけていることの方が重視されるということで、私も、こんなヴァリューを大事にするGEの社員になりたいと思ったのだった。

2016年2月11日木曜日

ラーメン道

ラーメン道( 岡山市南区藤田・県道30号線の錦交差点を北西方向に入ったところ)の味噌ラーメン(750)を喰った!

初めて入った店では、基本の醤油ラーメン!といきたいところだったんだけど、この日、無性に味噌ラーメンが喰いたかったのだ!

上の写真は出てきた直後ね。
 その下は最初に麺を一口啜ろうかという写真ですね。僕は、味噌ラーメンのうまさの一つに味噌のコゲ感があると思っており、具材を炒めたら味噌を加え、炒めながらちょっと焦がして、そこにスープを加え、丼の麺の上にかけるといった手順で作られた味噌ラーメンが好きです。

丼の中でスープと味噌を溶いたんではコクが足りないと感じるんです。


道のみそラーメンはどうでしょう・・
自身の舌で確かめてくださいね。




で、これがお店の外観。住居兼用となっているようです。30号線沿いということでトラックのお客さんも多いのでしょうね。駐車場がかなり広くとってあります。

介護福祉士実務者研修

今日で、介護福祉士実務者研修が無事に終了。最終日の今日は、医療的ケアの経管栄養で午前に胃ろう栄養法、そして午後は経鼻胃管栄養法 と救命法。

正しい手順で栄養剤を注入できるよう何度も繰り返し、教官の終了テストを受ける。最初から最後まで間違えずにできなければ終了とならないので、相棒と何度も練習して何とか間違えずにできるようになった。もちろん、研修が終了したからすぐに現場で医療的ケアができるということではなく、実務者研修の中での医療的ケアの学習と演習はあくまで基礎研修で、実際に現場で「医療的ケア」を行うには、医療的ケア登録研修機関で、基本研修(講義50時間と演習)と実地研修(医療的ケアの実習)を修了する必要があるわけだけど、それでも利用者さんへの医療的なケアを担当するときの緊張感や仕事お面白さのようなものは十分体感することができた気がする。

いよいよ終了オリエンテーションを残すのみとなったわけで、その先には介護の現場での仕事が待っている。「きっと楽しいぞ」という期待感でいっぱいだね。もちろん、現場の状況は知っているわけだけど、実際に自分が担って行くという点では気持ちの上ではずいぶん違う。

介護の仕事は、これからもどんどん変貌を遂げて行く。介護保険制度は、介護を保険サービスに矮小化してしまった。そのことによる矛盾が色んな形で表面化しており、その矛盾を止揚して行くために制度そのものも変わらざるを得ない。つまり、どう変えていくのかという能動的な関わり方ができる可能性があるということでもあり、それは、これからの介護の中身を作って行けるということでもある。そんなことを考えると何だかとっても楽しみなのですね。

2016年2月9日火曜日

バナナの皮


バナナの皮の黒い点、皮膚がんの早期発見に一役──。8日の独科学誌「応用化学(Angewandte Chemie)」に掲載された研究論文によると、バナナの皮を活用することによって、皮膚がんのより簡単な診断が可能となり、患者の生存率上昇も期待できるという。
 熟したバナナの皮には、丸くて小さな黒点が現れる。これはチロシナーゼとして知られる酵素の働きによるもので、この酵素は人間の皮膚にもある。皮膚がんの中でも致死率の高い悪性黒色腫(メラノーマ)に苦しむ人には大量に存在する。
 スイスの物理・分析電気学研究所(Laboratory of Physical and Analytical Electrochemistry)の科学者チームは、こうした共通性を活用してがん用のスキャナーを製作。人間の皮膚での応用の前に、バナナの皮を使って試験と改良を重ねた。
科学者はメラノーマの成長過程でチロシナーゼが信頼性の高いマーカーになると考えた。最も早期の第1ステージのがんでは、この酵素はあまりみられない。しかし、第2ステージでは、少しず つ均等に広がり、そして第3ステージでは、不均等に拡散する。この第3ステージまでに、がんは他の器官に転移を始める。米国がん協会(ACS)によると、メラノーマがステージ1で検出された場合の10年生存率は95%だが、ステージ3中期までに43%に激減するという。

バナナの皮と皮膚がん・・そこに関連性があるのではと考えたところが凄いところですね。

初詣

1月3日、吉備津彦神社に初詣に行きました。1月3日は元始祭の日で、境内では備前一宮桃太郎獅子が踊られていました。

僕が行ったときには獅子舞の方は終了しており、写真は、共演していた猿田彦さんです。小槌をもっており、これで病んでいる部位を軽くたたいてもらうと平癒するというご利益があるとのことで、長蛇の列ができ、ある人は腰を、ある人は肩を・・叩いてもらっておりました。

健康診断

今日は、朝から職員検診。問診票を書いて、早朝尿をとって、採便もしました。胃カメラ検査を受けるので、昨日の21時以降絶食なので腹減った〜!って感じです。
家だけベジタリアンもどきな食生活(これは偏にかみさんの奮闘によるところで、いつも感謝してます。)に切り替え、体重85kgからせめて78kgくらいまで減らそうとしているのだけれど、これがなかなか減らないのですよ。結局、たくさん食べるからなのだろうけれど、「人類は麺類」というくらい小麦粉好きってのがいけないのか、夜の飲酒が問題なのか、はたまた運動不足か・・

人間の体は、長い歴史の中で効率よく栄養を溜め込もうとする性質を獲得したのだろうな。そして、僕の体も例外なく、効率よく栄養を溜め込もうとする・・加えて、僕がたくさん食べる方だから、食事の質は改善しても結局体重は減らない・・そんな風に分析しているのだけれど、まじめに努力しないといけないなと健診の時期になると考えるのだよ。

というようなわけで、健診行ってきましたよ。胃カメラ検査を経鼻で受けたのだけど、オリンパス製だなこれは。前回、東京で初めての内視鏡を経験した時は、富士フィルム製の機器で、もちろん医師の力量もあるのかもしれないけれど、入っていく感じがもっとしなやかな感じがしたのだ。今回は、ケーブルが入っていく途中の触りが、硬い印象を持ったのですね。経鼻の内視鏡は富士フィルムの方が良いという声を聴くことが多いのだけど、実際に体験してみると良くわかるということかな。ただし、今回の機器がオリンパスかどうかを確認してはいないんだけどね・・

ちょっと残念な結果が・・2年前にピロリ菌の除菌ができたと思っていたのに、どうやら除菌失敗しているかもしれないと宣告されてしまったのだ。「粘液が多い」からという説明で、その粘液が多い部分の組織をとってピロリ菌の有無を確認するとのこと・・。

検査結果を来週聞きに行くことにしたのだけれど、除菌できていなかったらまた抗生物質を飲まないといけないのか・・前回は、5日目に播種状紅斑が出現し、薬剤師に相談したら「あと二日だから飲みきった方が良い」といわれ抗生物質を飲みきり、その後、2週間ほど蕁麻疹が出るようになって苦労したことを思い出した。それでも、2か月後に「除菌できてますよ」と説明されて喜んだのになぁ・・・

ちょっとうれしいことも・・肺機能の検査で「肺年齢24歳ですよ」だって!58歳を目前にして、24歳などといわれると嬉しいもんですね!!聴力検査で左耳が少々聞こえが悪かったように思いましたが、心電図は特に問題なかったし、エコー検査は検査部位によって体位を変換したり前回の担当者よりも上手だなと感じたところです。ただしエコー像に問題がなかったかどうかは不明ですけど・・

診察室でも血圧も138/83で、この歳を考えれば御の字だし、担当医は少々ご高齢な感じでしたが丁寧に食事と運動について解説していただき、ありがたいなと思った次第です。やっぱり定期的に自分の体の状態を知るというのは大事なことですね。

総合事業

新総合事業 
 ↑
新総合事業への移行がはじまっている。上のリンクは、しんぶん赤旗2016年2月4日の記事だけれど、各地で矛盾が吹き出している。岡山県でも倉敷市が来月から、真庭市が4月から新総合事業への移行を完了する。
岡山市は、まだだけれど、3月には総合事業の制度の内容について最終答申が出される予定。先行して総合事業に移行した自治体で起こっている問題から学ぶことは多い。

岡山市でも、例えばホームヘルプサービスの利用が「生活援助」のみの場合について、
○介護予防訪問介護は報酬上「身体介護」「生活援助」の区分が一本化されているにも関わらず、生活援助のみの利用者が85%である。
○要支援者はIADL(生活行為)が自立していない方が多い傾向にある。
○調理、洗濯等の生活援助については、専門職以外でも提供は可能であるという意見もある。
といったことから、従来の訪問介護から、緩和した基準による生活支援型サービスを新設する考えが示されている。緩和した基準の内容が問題となる。訪問介護は現在、旧ホームヘルパー資格、介護職員初任者研修終了者、介護職員実務者研修終了者、介護福祉士などの有資格者でなければサービス提供できないことになっているが、これを緩和して、岡山市が開講する研修会を受講すれば 従来の「生活援助」に変えて生活支援型サービスとして提供を可能にしようとしているというわけだ。

介護職員不足は深刻で、そういう意味でも研修会を受講する程度の時間でサービスに従事できるというのは実効性が高いように見える。しかし、その報酬を見ると現在の訪問介護の報酬の7〜8割ということになっており、今でも、仕事の割に給料が低いということで訪問介護を支える職員の確保ができずに事業所を閉鎖するところが出ている状況の中で、さらに下げられた報酬で、この事業にどれだけの事業者が参加してくるのかはなはだ疑問である。

こんな具合であるから、総合事業への移行はそう簡単にはいかないと今から心配になる岡山市の動きではある。

2016年2月6日土曜日

そういえば鞆の浦って崖の上のポニョのモデルだったっけ!?

鞆の浦の町を歩いていたら、『崖の上のポニョ』に出会った!

生ワカメの茎

生ワカメの茎で煮物

今日の晩ご飯のおかずにこれ作ってみました。味付けはレシピ通りですが、材料はワカメの茎とヒラタケのみ。
まずまず美味しくできました〜♬

日本酒検定

日本酒検定中級というのは、インターネットで検定を受けることができるので、昼休みにちゃちゃっとやってみた。

日本酒のことが好きで、日本酒にまつわる本を何冊か読んだことがあれば、だいたい答えることができるレベルのように思いました。

それでも、こんな風に証明書まで発行してもらえると、何だか嬉しいものですね。

興味のある方は、下記へ!!

日本酒サービス研究会

2016年2月3日水曜日

二十四節気

暦は昔、陰陽寮が作っていた。そして、陰陽寮には陰陽師が勤めていたというのは周知のこと。

陰陽師は全ての事象が陰陽と木・火・土・金・水の五行の組み合わせによって成り立っているとする夏、殷(商)王朝時代にはじまり周王朝時代にほぼ完成した中国古代の陰陽五行思想に立脚し、これと密接な関連を持つ天文学、暦学、易学、時計等をも管掌した日本独自の職であるが、前提となる陰陽五行思想自体は飛鳥時代、遅くとも百済から五経博士が来日した継体天皇7年(512年)または易博士が来日した欽明天皇15年(554年)の時点までに、中国大陸(南北朝またはそれ以前)から直接、または朝鮮半島西域(高句麗・百済)経由で伝来したと考えられている。(出典:Wikipedia)

今年の24節気を知りたくて検索したら、今は、国立天文台が 2016年暦要項というのをつくっていて、これを見ると二十四節気から雑節までみんなわかるようになっている。さしづめ、国立天文台は現代の陰陽寮といえるのかもしれない。


2016年2月2日火曜日

大切な人を戦場に行かせない

岡山駅の東西通路で戦争法反対の街頭宣伝をやったときの写真。
 安保関連法案は国会で成立してしまったけれど、これはどうみても憲法違反の悪法だ。それこそ憲法が正しく機能するのならば、違憲立法審査にかけて憲法違反であることをはっきりさせなければならない。
 僕は、長いこと国民運動の側に身を置いてきた。そして、そう簡単に運動は拡がらないということを嫌というほど体験してきた。

 だから、すごく諦めが悪い。今、やれることを淡々と継続して行くことが大事だ本気で考えている。そして、いつかは必ず、国民のための政治を実現するのだ。そうでなければ、僕の子どもやその子どもたちが不幸だ。

2016年2月1日月曜日

甘利さんの閣僚辞任劇から学ぶ

甘利さんは「政治家の事務所は良い人とだけつきあっていたら選挙に落ちる・・」というようなことをおっしゃった。ここには色んな問題が含まれている。

一 番大きな問題は、選挙制度だろうな。小選挙区制が選挙戦を変えたと言って良い。とにかく一人しか当選しないわけだから、一票でも相手よりも多く票を取らな ければ駄目なんだなぁ。そのためには袖の下を用意して口利きを頼んでくる人ともつきあっておかなければならない・・そんな気持ちになるのも小選挙区制の所 為だと思う。

前回の総選挙のときの自民党の得票率は24.49%にすぎない。日本が100人の村だったら(ちょっと昔に流 行りましたよね・・)、25人が自民党に投票したに過ぎないんですよね。75人は自民党以外に投票しているか、投票に参加しなかったかなんです。それでも 議席は76%を占めてしまう。小選挙区制とはそういう選挙制度なんですね。

妥協が生まれる余地がないので政策の結果をはっ きりと評価でき責任の所在が明確だといわれるが、圧倒的多くの少数者の意見を排除しているだけに過ぎず、結果として、国民の声は無視されるということにな る。加えて、一票格差が大きく、前回の総選挙も憲法違反という判決が出されている選挙区がある。

僕は、県又は地方を単位と する中選挙区制が最も優れていると思う。一票格差をなくし、色んな意見を持った議員を生み出すことができる。それがファシズムの台頭を防ぎ、数をたよりの 暴力的な国会運営を許さない担保となる。何かを実現しようとするとき、反対意見も含めて熟議することで初めて合意に到達する。国の政治はそのくらいで丁度 いい。特に、昨年の安保関連法案、集団的自衛権の容認、自民党の憲法草案などを見ているとその思いがより強くなる。

しかし、政権与党は今、我が世の春を謳歌している真っ最中。それを無に帰すような選挙制度改正は望むべくもないということだろうな。