2018年2月13日火曜日

火山の監視 人員不足

  しんぶん赤旗が、火山の監視体制をとりあげた。先日の草津白根山の噴火では、これまで火口ではなかったところから噴火が始まった。生えていた樹木が根っこから吹き飛ばされる様子が録画されていて、それをニュースで取り上げていたが、火山の噴火の凄まじさに驚いたものだ。

 私が中学生のころだっただろうか、浅間山が噴火して、黒い噴煙が太く長く赤城山の上空にまで流れてきて、かなりの量の火山灰が降ったことがあった。教室の掃除が大変だったことを今でも覚えている。

 日本列島は火山帯の上に浮いているようなものだ。何時、思いもよらないところで、新しい噴火があってもおかしくないといったら言い過ぎだろうか。いずれにしても、監視体制はしっかりしてもらわないと、原子力発電所を直撃するような噴火があったら、もうそれだけで広範囲に人が住めなくなってしまうわけだからね。

 ところがその火山観測要因が不足しているというから困ったものだ。草津白根山噴火の教訓に学び、あらためて観測体制の在り方を見直すべきだと思うよ。

2018年2月12日しんぶん赤旗
2018年2月12日 しんぶん赤旗

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