20日午前8時40分頃、米空軍三沢基地所属のF16戦闘機が離陸直後エンジンから出火、同機は、基地北側の小川原湖にタンク2本を投棄し、三沢基地に引き返す事故が発生しました。またかという強い憤りを感じます。
特に、今回は、着陸直後にエンジンから出火したため、着陸時の火災を防ぐ目的で燃料タンクを投棄したため、タンクから燃料が漏れだし、湖を汚染したため、高値で取引されているシジミ漁に大きな影響が出るという問題を生じさせています。
度重なる米軍機・ヘリコプターの事故に嫌気がさしている国民は多いと思います。ましてや、今回はシジミ漁に出ていた漁師さんがいる湖に燃料タンクを投棄したわけですから、人身事故につながる危険性があったわけで、日本の空を米軍機が自由に飛び回り、その下で日本国民がおびえて暮らすという状態をいい加減になくしてほしいと思うのは当然のことだと思います。
湖が汚染して、この季節のシジミ漁が全滅となれば、漁で生計を立てていた人たちにとっては死活問題です。さらにこれから先、安心して食すことができるシジミがとれる保証があるのかという問題も残されています。そうした暮らしの問題を含めて、米軍にはきちんと償う義務がありますし、日本政府は、そのことを強くアメリカに要求するとともに、具体的に保証させるまで粘り強く交渉していってもらいたいと思います。
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2018年2月21日付 しんぶん赤旗 |
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