暦は昔、陰陽寮が作っていた。そして、陰陽寮には陰陽師が勤めていたというのは周知のこと。
陰陽師は全ての事象が陰陽と木・火・土・金・水の五行の組み合わせによって成り立っているとする夏、殷(商)王朝時代にはじまり周王朝時代にほぼ完成した中国古代の陰陽五行思想に立脚し、これと密接な関連を持つ天文学、暦学、易学、時計等をも管掌した日本独自の職であるが、前提となる陰陽五行思想自体は飛鳥時代、遅くとも百済から五経博士が来日した継体天皇7年(512年)または易博士が来日した欽明天皇15年(554年)の時点までに、中国大陸(南北朝またはそれ以前)から直接、または朝鮮半島西域(高句麗・百済)経由で伝来したと考えられている。(出典:Wikipedia)
今年の24節気を知りたくて検索したら、今は、国立天文台が 2016年暦要項というのをつくっていて、これを見ると二十四節気から雑節までみんなわかるようになっている。さしづめ、国立天文台は現代の陰陽寮といえるのかもしれない。
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