今日で、介護福祉士実務者研修が無事に終了。最終日の今日は、医療的ケアの経管栄養で午前に胃ろう栄養法、そして午後は経鼻胃管栄養法
と救命法。
正しい手順で栄養剤を注入できるよう何度も繰り返し、教官の終了テストを受ける。最初から最後まで間違えずにできなければ終了とならないので、相棒と何度も練習して何とか間違えずにできるようになった。もちろん、研修が終了したからすぐに現場で医療的ケアができるということではなく、実務者研修の中での医療的ケアの学習と演習はあくまで基礎研修で、実際に現場で「医療的ケア」を行うには、医療的ケア登録研修機関で、基本研修(講義50時間と演習)と実地研修(医療的ケアの実習)を修了する必要があるわけだけど、それでも利用者さんへの医療的なケアを担当するときの緊張感や仕事お面白さのようなものは十分体感することができた気がする。
いよいよ終了オリエンテーションを残すのみとなったわけで、その先には介護の現場での仕事が待っている。「きっと楽しいぞ」という期待感でいっぱいだね。もちろん、現場の状況は知っているわけだけど、実際に自分が担って行くという点では気持ちの上ではずいぶん違う。
介護の仕事は、これからもどんどん変貌を遂げて行く。介護保険制度は、介護を保険サービスに矮小化してしまった。そのことによる矛盾が色んな形で表面化しており、その矛盾を止揚して行くために制度そのものも変わらざるを得ない。つまり、どう変えていくのかという能動的な関わり方ができる可能性があるということでもあり、それは、これからの介護の中身を作って行けるということでもある。そんなことを考えると何だかとっても楽しみなのですね。
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