2017年11月22日水曜日

政治資金で飲食

 しんぶん赤旗に「自・公・希 政治資金で飲食三昧、2016年東京都選管政治資金収支報告書」と題する記事が載っていた。
 政治資金で飲食!?それで良いのか?と疑問に感じました。国会議員の政治資金は、企業献金や政党助成金などですが、特に、政党助成金ですよ。これは国民の税金から支払われているわけです。つまり、私の雀の涙ほどの収入の中から容赦なく源泉徴収で回収していく、まさにその税金の一部が含まれているわけです。企業献金のほうは、好きに使えというおおらかさで支出しているのかもしれませんが、政党助成金は、国民の税金が入っている以上、私的な飲み食いに支出するべきではありません。少なくとも私は、私の税金については、私のような薄給で暮らす庶民が行くこともできないような、ミシュランガイドで紹介された銀座の中華料理店や、神楽坂や赤坂の割烹料理店、広尾の高級フランス料理店等々での贅沢三昧は許せないですね。
 政治は何のためにあるのかですよ。国民の安全や安心、幸せの実現のためにあるんでしょう。自分と自分の取り巻き連中が美味い飯が食えればそれでいいというようなさもしい人間に政治を語る資格はないと言いたいです。

【政治資金で飲食】

名 前 政 党 ポスト 支出額 支出例
赤枝 恒雄 自民党 前衆議院議員 370万円 焼肉・中華料理など
高木 陽介 公明党 元経済産業副大臣 333万円 割烹、フランス料理など
松原 仁 民進党 元国家公安委員長 293万円 懐石料理など
若宮 健嗣 自民党 元防衛副大臣 272万円 割烹料理など
鴨下 一郎 自民党 元環境相 231万円 懐石料理、すき焼きなど
※しんぶん赤旗調べ(2017年11月21日付)

 これは政治家個人の話ですが、「自民党東京支部連合会は、赤坂や人形町の高級料亭、懐石料理店、中華料理店、日本橋のウナギ店などで1,546万円余を支出しています。」と記事は伝えています。また、記事が伝えているのは、東京に限っての話で全国を見ればさらなる強者がいそうですが(だって、安倍晋三さんや、麻生太郎さん等が地方にいるもんね。)、税金使っての飲食は、返納させるべきだと私は思います。だって、労働者の給与は減り続けているんですよ。そんな庶民の暮らしは見向きもせず、「自分だけ、今だけ、金だけ」で動いている政治家は、お引き取り願いたいというのが私の言い分です。

 昔から言うじゃない。「食い物の恨みは恐ろしい」って。

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