2016年1月21日木曜日

マスコミ

ジャーナリストの(ここクリック⇒)「マスコミ」批判。まったく同感だ。

マスコミニケーションとは、マスメディア(具体的にはテレビ、ラジオ、インターネット、新聞、雑誌、書籍など)を用いて、不特定多数の大衆(マス)に大量の情報を伝達することであり、マスコミはそのマスコミュニケーションの略語である。

一方で、ジャーナリズムとは「新聞・雑誌・放送などで、時事問題の報道・解説・批評などを行う活動」をさし、大量の情報を伝達することを意味するマスコミとは少々意味合いが異なる。マスコミは仕組み、ジャーナリズムは伝える内容に関わっている。

マスメディアを通じてのジャーナリズムというものも成立する可能性はあるのだろうが、マスメディアの所有者が誰かを見れば、 そりゃあもう、マスコミに国民の立場に立った、本当の意味でのジャーナリズム、ジャーナリズムの精神を求めるのは無理というものだ。

マスコミを経営しているのは私企業であり、その株主は、財界人ということになる。政府・財界がほぼ一体のものとして動いている様子を見れば、政府・財界の闇を暴くというような大問題でなくても、政府・財界批判がマスコミを通じて伝達されることなどありえないだろう。

ましてやNHKは公共放送といいながら、実権を握る経営委員会の人事権は内閣総理大臣が掌握しており、時の政権の意にそぐわない内容の番組が作られるはずはない。そんなNHKの受信料を国民が負担しなければならないわけで、受信料を強制するなら経営員会のメンバーは公選制にするべきだと僕は思うのだ! 

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