めったに夢を見ない僕が、最近夢を見る。2日には初夢を見たのだけれど、その夢のことを書いておこうと思う。書いとかないと忘れちゃうからね…
僕の初夢は、福嶋第一原発のメルトスルーした核燃料が地下深くで爆発し、日本列島の全ての火山帯に影響を与え、休火山が一斉に噴火を始めるという凄い夢だった。
仕事始めの日の午後、僕の勤務する法人のセンター病院の裏手の道を歩いていると、突然の激しい揺れと同時に道路のあちらこちらから噴水のように水が噴き出した。その水に触ってみるとちょうど風呂の温度くらいの温かさで、水道管の破裂ではなく地下の温泉水が吹き出したことがわかった(そう簡単にわかるのかという突っ込みは無しね、なんせ夢だから。)。その噴き出した水が5階建ての病院よりも高く吹き出し、雨のように降って来るので近くの建物に避難したら、3年ほど前に定年退職された大学の先輩と、今、僕のところで働いている同年齢のFと、何故が20代の頃の僕の4人が一つの部屋に集まることになった。
何が起こっているのか見当もつかないまま、大地震の被害者を救出に行かなければならないと若き自分自身と二人で建物の外に飛び出し、高台にあがると岡山市街地は壊滅的な打撃を受けており、あちこちから火の手が上がり、黒い煙がもうもうと渦を巻いている。片山化学という化学工場(何故か倒れ掛った煙突にそう書いてあるのが読めたのですよ。)が化学爆発をおこし嫌な匂いが漂ってきている。
そこで事態の深刻さを再認識した僕が考えたことは、誰かを救出しに行くとかいうレベルではなく、これは一人ひとりが自分自身の身を守る努力をするしかないということだった。同時に、こういう非常事態が生じたときに、同じ市内で働いているかみさんとどうやって落ち合うかということを決めておかなかったという反省点だった。
そこで…まあ夢だからね、意外にすんなり瓦礫の山の向こうでかみさんと落ち合い、「君は方向音痴なのだから、僕が行くまで職場の近所で安全な場所を確保して避難しているように」というようなことを語る・・
そんな中途半端な夢だったんだけれど、起きてすぐに、かみさんと夢の中で語った落ち合う方法を伝えたのでした。まあ、かみさんの反応はかなりクールだったんだけどね。
ところで、精神分析のジークムント・フロイト先生ならこの夢の含意を解き明かしてくれるのだろうか??
0 件のコメント:
コメントを投稿