2016年1月19日火曜日

宜野湾市長選挙 志村さん頑張れのエールを送る

市長陣営のディズニーリゾート誘致

 宜野湾市長選挙が始まっている。おかしいんじゃないかと思ったのは、普天間基地返還後、そこにディズニーリゾートを誘致しようと言う話。
 佐喜真淳市長が昨年12月8日、菅義偉官房長官と首相官邸で面会し、ホテルを備えた「ディズニーリゾート」の同市への誘致について政府の協力を求めたという。菅氏は「ディズニーリゾートの誘致実現は非常に夢のある話。政府として全力で取り組んでいくことをお誓いしたい」と述べたというのだが、「だから辺野古への移設を呑めよ。」という心の声が漏れてきている。しかも、佐喜真市長は辺野古への基地移設については賛成とも反対ともいわないという作戦のようだ。
 ディズニーがくるといったて、ディズニーランドがやってくるわけでもあるまい。良く読めば単にホテルが建てられるだけの話だろう。そんな話に乗るわけがない。それでも勘違いする人たちは出て来るだろう。それでいくらかでも票が増えるならそれはそれでいい・・そんな選挙戦術か!?

 国と県が法廷で争うような酷い状態にある普天間基地の辺野古移設問題。県知事選挙でも、国政選挙でも移設反対派に負け続けている安倍政権。市長選挙の結果は基地移設問題には影響しないと強弁しているようだけれど、普天間基地を抱える宜野湾市の市長が、基地移設反対の志村氏となれば影響がないわけがない。だからディズニーでイメージアップして争点をそらし、ここはなんとしても現職の佐喜真市長の勝利をということなんだろうね。そんなさもしい根性では、選挙戦勝利などあり得ない。

 僕が、投票する候補者を選ぶポイントは、①政治哲学、②市民の声にこたえる政策、③一緒に酒を酌み交わしたいと思える人物かどうか・・、基本的にこの3つだ。とすると、佐喜真市長の政策は、市民の声にこたえようというよりも、自身のイメージアップを狙っただけの薄っぺらい政策であり、基地問題の解決を願う市民の声に応えようというものではないことだけは明らかだ。

 いずれにしても、僕には選挙権があるわけではないので、どのような結果になるのか楽しみに選挙戦の行方を見守るしかないのだけれど、是非とも、志村さんに頑張っていただきたいとエールを送りたい!

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