エネルギーの指標は、従来の基準では、年齢や性別、身体活動レベルからエネルギー必要量を決めており、例えば40歳代男性は1日2,300kcal、女性は1,750kcalが適当などと定めているが、小柄な男性や高身長の女性などには対応できていない。
また、2型糖尿病などの生活習慣病の改善や重症化予防では、体重の減少が推奨されており、エネルギー摂取量を過不足なく調整するだけでは不十分だ。加齢にともない食事や身体活動も変化することから、ライフステージに合わせた基準を示す必要もある。
そこで、2015年度から採用される新しい基準では、望ましいBMIの範囲を維持できる食事量を基準とした。目標とするBMIは次のように設定された。
18歳~49歳・・「18.5~24.9」
50~69歳・・「20.0~24.9」
70歳以上・・「21.5~24.9」
測定されたBMIが、目標範囲を下回っていれば「不足」、上回っていれば「過剰」として、目標範囲にとどめるように体重を改善することを勧める。国内外の論文をもとに総死亡率が低いBMIの範囲などを検討した結果、年齢が高くなるほど栄養状態が悪い人の割合が増え、筋肉量の減少(サルコペニア)の危険性が高まることが判明した。転倒予防や介護予防の観点もふまえ、50歳代以上はBMIの下限を上げた。
はい、すでに医師から78kgを目指しなさいと言われております。現状は84kgですから、▲6kg!!これが、なかなか落ちないんだわ・・
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