2016年4月5日火曜日

銀座のヘイトデモとマスコミ

ヘイトデモとマスコミ報道

この記事面白い。全国紙と地方紙の報道姿勢の違いに驚いた。特に神奈川新聞の記事を報じたこの部分「ことし1月31日、再び桜本を狙うデモが計画された。前回より規模が大きい。石橋記者は前回のデモに衝撃を受けた少年(13歳。父は日本人、母は在日コリアン3世)の言葉を紹介しながらこう続けた。
〈少年は再び抗議の沿道に立つという。(中略)一人にはすまい。絶望以上の希望を見せるのだ。社会を壊す害悪としてヘイトスピーチを非難する。(中略)悪罵で社会の公正がゆがめられたなら、倍なる声で押し戻す〉」
こんな風に読者に行動提起する記事を新聞で読んだことがあるだろうか。ほとんど記憶にない。でも、本来はこうなんだろうな。つまり、まずは社会正義を基軸に、国民に、今、何が起こっていて、それを国民目線でどう伝え、その問題を解決するための行動につなげる・・それを通じて地域社会を、国を、少しでも国民にとってより良いものに変えて行く、報道の役割はそこにあるのだろう。
頑張っている地方紙は、応援したくなるね。

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