2016年7月24日日曜日

ドラえもんタイプ

 先日、職場の「チームづくり、職場づくり」の学習会で、「エニアグラムで自分のタイプを知る」というプログラムがあった。エニアグラムとは、ギリシャ語で「9」の意味を持つ「エネア」と、「図」の意味を持つ「グラム」の合成語で、「9つの点を持った図」を意味する。個人の特性を9つのタイプに分類し、「自分を理解」すること、「他人を理解」しより良い関係を持つことを目的とした手法として、古代アフガニスタン王家に代々口伝として伝わってきたもので、コミュニケーションやマネジメントのスキルの一つだとのこと。

 日本では、1989年に『日本エニアグラム学会』が設立され、エニアグラムを普及する活動をしてきた歴史がある。

 今回の研修では、45の設問に応え自分がどのタイプに属するのかが示された。それによると私は、タイプⅡ(タイプⅤ、Ⅶの要素も…)に分類された。タイプⅡは、「博愛主義者」「人を助ける人」だということで「ドラえもん」タイプだと説明された。「世話好きで、親切心の塊、どこまでも人に尽くすことを喜びとし、周囲に温かい空間を作ることができる。」「謙虚で私利私欲なく働くことができる。」「人に仕えることを厭わず、弱い人、傷ついている人に積極的に関わって生きようとし、人を差別せず、どんな境遇の人でも受け入れることができる。」。そして、「やっていることに対して当然だという態度を取られることを嫌う。」「友好的な態度を無視されたり、利己的な麺を避難されることを嫌う。」……う〜ん、当たってるなぁ。

 同じくらいの点数となったのがタイプⅤとⅦなので、そちらがどんなかというとタイプⅤは「知識を得て観察する人」でシャーロック・ホームズタイプだってさ。「理性的で、思慮深く、知識豊かで、感情に流されず、客観的なものの見方ができる。」「物事を筋道立てて考えることが得意で論理的な話し方をし、めったなことで興奮しない。」…そうありたいところだなぁ、推理小説好きってのもそういう性格から来るものかね…?。そして、「能力や専門性を疑われ」たり、やっていることを「中断」されたり、「むやみに権力を行使されることを嫌う」……これも当たってるわ。特に、最後の「権力を行使されることを嫌う」…本当に大っ嫌いだから!自分の実力で勝負しろよって感じだね。

 同様にタイプⅦは「楽しさを求め計画する人」で、サザエさんタイプ。「アイデア豊富で行動的」「フットワークが軽くいつも元気に飛び回っている」「いつも前向き、好奇心旺盛」これまたその通りだわ。でもって、嫌なことは「選択の幅を狭められて袋小路に追い込まれること」「同じ仕事を何度も繰り返しやらされること」「悲観的なことを言われること」だって。確かに、自由に選べることが好きだし、職業人としても常に新しい仕事を立ち上げる場に身を置いてきたし、「超」がつくくらい楽観的だもんね。

 長い歴史の中で確立されてきた手法だけに、職員のタイプを把握するのに有効な手法のようだなぁというのが私の感想。今度、事業所の職員会議の中でこれやってみよう。何だか面白そうな結果が見られそうだ。

 今から楽しみにしておこう!!

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