私が何か書くよりも、この頁を読んだ方が良い。『沖縄・高江はまるで戦争です。……』
沖縄ではこの間の選挙で、基地反対を掲げる候補者が勝ち続けている。それほど、沖縄の民意は日本政府のアメリカ追随の基地政策に反対しているのだ。日本国憲法第94条は、「地方公共団体は、その財産を管理し、事務を処理し、及び行政を執行する機能を有し、法律の範囲内で条例を制定できる。」と書いている。地方公共団体が、地方に係る財産権、行政権、立法権を有しているとちゃんと規定している。また、同95条では「一の地方公共団体のみに適用される特別法は、法律の定めるところにより、その地方公共団体の住民の投票においてその過半数の同意を得なければ、国会は、これを制定することができない。」としている。
高江のヘリパッドは、1996年12月の『沖縄に関する日米特別行動委員会』において、米軍北部訓練場の一部を返還する条件として、建設されることになったのだが、憲法の趣旨からいえば、沖縄という一つの地方公共団体に適用される先の決定は、住民の過半数の同意を得なければ成立しないと理解すべき性質のものだ。
それを国家権力が沖縄の意思を無視して、強権的に実行に移そうとしている。まさに、憲法違反の暴挙だ。しかも、機動隊員の殴る蹴るの暴力事件が発生し、国家権力の側にいる加害者は罰せられることがないとなれば、日本は既に民主国家ではない。こんな日本を作った張本人の安倍内閣総理大臣と自民党・公明党の政権与党の責任を追及し続けなければならないと私は思う。
私に時間があったなら、すぐにでも現地の闘いに合流し、国の非道を明らかにしたいと強く望んでいる。私に、時間をください!
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