茨城大学の青山教授とアリゾナ大学の猪俣教授を中心とする国際研究グループは2015年、中米グアテマラのマヤ文明の遺跡、セイバル遺跡とその周辺約470平方キロメートルの範囲を航空レーザー測量を実施。
一帯は熱帯雨林に覆われ、地上から広い範囲を調査することは不可能でしたが、レーザー光は樹木の隙間から地面に到達し、編者行の解析で地表面の情報が得られます。一部を地上から調査したデータを含めて検討した結果、先古典中期から終末期(紀元前1000年~紀元後200年)に造られたEグループと呼ばれる建造物群が11確認されたということです。
さらに、この時代の別の公共祭祀建造群が14見つかっています。先古典期にはセイバルとその周辺に少なくとも25の儀式の中心地が存在したことになります。
こうして人類の秘密がまた一つ解き明かされる・・何だか楽しくなります。
2018年3月22日付 しんぶん赤旗 |
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