2016年6月14日火曜日

手結港(ていこう)

手結港は1653年に土佐藩が作った堀り込み港です。堀り込み港とは海岸の砂丘地帯を掘り込んで作った人工の港のことで、一般的になったのは土木技術が発達した第二次世界大戦後。江戸初期に作られた手結港は国内最大級で日本発の本格的な堀り込み港です。
一寸調べた事書いてますが、実は、ここに行くまで知らなかったんですよ。車で走っていて、「手結港」という標識を見つけて、どんなところかなと見に行ったら、なかなか凄いところだったというわけです。手結港可動橋というのが凄いようなんだけど、時間がなくて動いているところの写真を撮れなかったのが残念。上の漫画とリンク先でご確認ください。
この橋は、1日に6回、トータルで7時間ほどしか渡れないということらしいので、むしろ橋があがっていない状態の写真の方が珍しいらしいのですよ。

1605年着工、1657年竣工といいますので、当時の一人の人の一生をかけて築港されたことになります。

内港側から可動橋を見ています。

手結港可動橋 2002.9という標記が読めます。

内港側の石積みの上に石の常夜灯が設置されていました。

内港の様子。

可動橋の上から外港の様子を写しています。

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