6月19日改正公職選挙法が施行され18歳選挙以上の人に選挙権が与えられ全国約240万人が新しく有権者となった。若い純粋な精神が誰を選ぶのか非常に興味深いところだ。
若い人たちが政治的な課題に対して積極的に発言するようになった。SEALDs(シー ルズ:Students Emergency Action for Liberal Democracy - s)に代表されるような若者や、小さな子どもを抱えたママさんたちなどが、戦争法反対や反原発、辺野古への基地移設問題などで声をあげ続けている。日本の 主権者が誰なのか、政治は何のためにあるべきか、自分たちの声でしっかり主張している。
日本の政治状況は悪化を続けている。憲法違反の集団的自衛権容認によってアメリカの起こす戦争に巻き込まれつつあるし、TPP協定の締結で、日本の産業(特に農業)はボロボロにされそうだ。アベノミクスの失敗で大企業が利益を上げながら国民所得は減り続け、社会保障は切り捨てられ、相変わらず米軍基地の存在によって米軍人の凶悪犯罪が繰り返されている。
こんな時代は変えなければならない。そして、未来を切り開く最初のチャンスが目前に迫っている。それが7月10日投票の参議院議員選挙だ。一人区で野党の選 挙協力で候補者の絞り込みが行われ、与野党の対決というわかりやすい選挙になった。しかし、選挙目当ての消費増税先送り、憲法改正や辺野古への基地移設問 題、TPPなど、票が減りそうな課題は争点としないという、いつもの自民党の選挙戦術によって自民党の支持率が上昇している。
今回の選挙でもまた、国民は、自民党に騙される道を選ぶのだろうか?否、今度こそ自民党政権の終わりに向けた最初の一歩にしなければならない。初めて投票する18歳〜20歳未満の人たちも含めて、憲法を守り、戦争法を廃案とし、原発の廃炉をめざし、辺野古への基地移設ではなく基地のない日本をめざし、TPP協定には参加せず日本の農業をまもる…そんな政治を実現するために自民党・公明党の政権与党に選挙戦で勝利することが何よりも大事だということを一緒に考え行動したいものだ。
こんなことを書きながら、初めて選挙に参加したのは何時だったかと考えた。おそらく大学に入った年の衆議院議員選挙ではなかったかな・・
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